上福岡駅は都心から30㎞圏に位置し、昭和30年代半ば、当時東洋一といわれた霞ヶ丘団地や上野台団地開発を契機に急速に宅地化が進んだエリア。以降、ベッドタウンとして急成長してきたものの、住民の高齢化・狭い道路や交通渋滞による安全性の低下・商店と住宅が混在する低密度な土地利用などが問題化。まちの再生を図るべく「上福岡駅西口住宅市街地総合整備事業」が策定され、1993年3月に公共施設の整備・土地の高度利用・団地建替等の整備事業に着手、2006年3月に竣工。ココネ上福岡は地域のランドマークとなる25階建ての住宅棟を中心に、駅前施設棟、店舗棟、公益施設棟の4棟で構成され、上福岡駅西口の新たな生活文化拠点に位置付けられています。